うつ病の予防
2017年04月24日更新 2017年03月31日公開

夫がうつ病になったときの対処法

夫がうつ病になってしまったら、どのように支えていけばよいのでしょうか。もちろん体のこともですが経済的なこと、子育てに関してなど多くの心配事が出てきます。どのように接していったらよいのかドクター監修の記事で紹介します。

現代では、働き盛り(30~50歳代)で中年男性のうつ病患者が増えています。それだけ働き盛りの中年男性に強いストレスがかかっているともいえるでしょう。夫がもしかしたらうつ病かもと感じたときの対処法を見てみましょう。

夫がうつ病かも、チェックリスト

もしかしたら夫がうつ病かもしれないと感じた時には以下のチェックリストを参考にしてみてください。

  • 1日中憂うつな状態で気分が晴れないようである。また、悲しく絶望感があるように見える状態がほとんど毎日2週間以上続いている。
  • 好きだったこと、楽しみにしていた趣味や行動に対しても興味がない、何に対しても喜ばなくなりやる気が感じられない。そういった状態が1日中、毎日続き2週間以上その状態である。・特に食事療法をしているわけではないのに体重の減少が激しい。また、反対に増加してしまう。(1か月の間に体重の増減が5%以上ある)食欲の波が、毎日激しい。
  • 不眠で苦しんでいるようである。寝付けない、夜中に何度も目が覚める、目覚めが早い、熟睡しているように見えない、悪夢をみているようだ。または、反対に1日10時間以上眠っている、昼寝ばかりしている状態がある。
  • イライラとしていて落ち着きがない、周囲の者がはっきりと感じられるほど話し方や動作が遅い。口数が少なく話し声が小さくなった。
  • 疲れやすく疲労感がいつもあるようだ。特に運動をしているわけでもないのに疲れきっている。気力がなく落ち込んでいる。
  • 自分には価値がない人間だと訴える。他人に迷惑ばかりかけていると思っているようだ。
  • 思考力が落ち、集中力がなくなっている。ミスが多く決断することが難しいようである。
  • 死んでしまいたいというような自殺願望を口にする。

このチェックリストで5個以上当てはまるようでしたら重度のうつ病の可能性があります。3~4個で中程度、1~2個で軽度のうつ病の可能性があると考えられています。

うつ病の夫との接し方

うつ病になってしまうと家の中でずっと寝ていることが増えゴロゴロとしてばかりのこともあるとされています。それは、うつ病という病気がそうさせているのです。本人が一番苦しんでいることを理解してあげましょう。つらさに少しでも寄り添うようにしてください。心身の休養が必要なので、本人がしっかりと休養をとることができる環境を整えてあげましょう。

うつ病は、脳の病気であり、判断力も落ちてしまいます。そのため健康な時だったらしないような判断をしてしまうこともあるといわれています。離婚や退職など大きな決断をするようなことは避けるように説得しましょう。病気をきちんと治した後で判断するようにすすめます。

たとえ「死にたい」というようなことを口にしても、そのことを責めてはいけません。うつ病の症状の1つととらえ、孤独を感じさせないように寄り添ってください。もし、実際に自殺をしかねない状態であるならば、主治医と相談のうえ入院治療をさせることも必要といわれています。

夫がうつ病になった時の対処法

うつ病になっても、自分がうつ病だと認めたくない気持ちや、家族に心配をかけたくないなどの気持ちから妻や家族にうつ病の症状を隠す場合もあります。特に共働き世帯は、顔を合わせる時間が少ないので夫の異変に気づくことが遅くなる場合もあるでしょう。休日の様子を観察し、1日中家にこもりきりで外出をしないというような兆候があるかどうかが判断材料となります。

病院やカウンセリング

様子を見ていてうつ病の症状のような状態が続いているようでしたらカウンセリングや病院を受診することをすすめてみてください。うつ病もほかの病気と同じく早期発見、早期治療が回復への近道です。うつ病という言葉を出すと病院の受診を嫌がる場合もありますので、「疲れが取れないように見える。どこか悪い部分がないかどうか心配だ。というような言葉がけで初診に付き添うとよいのではないでしょうか。かかりつけ医がいるようでしたら、そちらの方から専門医を紹介してもらえる場合もあります。

精神科や心療内科に行くことがためらわれるような場合は、電話で相談にのってもらえる無料相談機関もあります。また、職場の産業医や保健師に相談するのもよいとされています。産業医や保健師にする相談内容は法律で守秘義務となっています。

受診する際は、なるべく一緒に主治医の話を聞くことで病気への理解も深まりますし、サポートの注意点がわかるという点でおすすめです。また、主治医と面会をしておけば、本人の体調が悪く通院が不可能なときに、代理で受診でき相談することができます。家庭での様子を客観的な観点から話を聞けるため、主治医にとっても治療の助けとなります。

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